T O P
COMPANY

会社案内

社会貢献活動

SOCIAL CONTRIBUTION ACTIVITIES
当社は、上下水道施設の運転管理だけに捉われることなく、施設周辺の清掃活動やボランティア活動、また近隣住民の皆さまを招いたイベント企画など幅広い活動を展開し、地域社会の皆さまのパートナーとしてともに歩んでいきます。

人工飼育したホタルの
放流・飛翔会

市民の皆さまにとって、一般的になじみの薄い上下水道処理施設ですが、当社は、地域貢献活動の取り組みの一つとして下水処理場における水処理技術を活かしたホタル飼育に取り組み、行政やNPO法人と連携した観賞会を催すなどして訪れた人々に喜ばれています。毎年5月下旬に観賞会を開催し、優しい光を放つホタルを見つめる方々から「わぁきれい」と感嘆の声も上がり、多くの方々に楽しんでもらっています。ホタルは清澄な水辺でしか育たないと言われています。下水処理水は汚いという一般的なイメージを払拭するために始めたこの取り組みは、地域と環境に貢献できる活動として、複数の事業所で展開しています。

地域交流イベント
〜花・野菜〜

受託管理する下水道処理施設において、近隣住民の皆さまをお招きして様々なイベントが実施されています。下水処理場内の空地を利用して植え付けた野菜の収穫や、市民ボランティアの皆さまと共に育てあげた見事なバラ園の鑑賞会(バラまつり)は、地域の方々と身近にふれあえるとても良い機会となっています。また、その際には循環型施設「下水処理場」をPRするパネル展示や施設見学会を併せて行うなどして、下水処理場のイメージアップも図っています。今後も、下水処理場からつくりだせるクリーンな農産物を通じて、地域の皆さまとのふれあいを深める活動に取り組んで参ります。

下水道フェアなどへの
支援活動

各地区の自治体が主催する下水道フェアなどの開催において、展示物の準備や来場者の引率など、支援というかたちで、毎年参加させていただいています。イベントの来場者の多くは、小さなお子様を連れてのご家族が大半であるため、下水処理場の処理水で飼育したメダカやエビ、夏季開催ではカブトムシやクワガタなどを提供し、遊びに来た子供たちの思い出に残るような取組みを行っています。

地域美化活動

それぞれの事業所において、施設周辺のゴミ、側溝に溜まる落ち葉や泥の排除など、定期的な清掃活動を行っています。また、事業所によってはボランディア団体へ参画し、施設周辺に留まらず、快適な市民生活の創造に貢献するとともに、地域の皆さまとの共同活動を通して連帯感やコミュニティを培う場としても活用しています。

SDGs(持続可能な開発目標)
とは

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)とは、平成27年9月の国連サミットで採択された、平成28年から西暦2030年までの国際目標で格差の問題、持続可能な消費や生産、気候変動対策を含む全ての国に適用される普遍的な17の目標と169のターゲットから構成されています。

SDGsへの取り組み

キュウセツAQUA株式会社はSDGsに賛同します。
上下水道のO&M事業及びアグリ事業を通じて社会の課題解決につながる
取り組みを推進し、社会的責任を果たして参ります。

安全な水とトイレを世界中に

すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

持続可能で安全安心な水道水の提供
浄水場の運転管理では、水道法の水質基準に適合した安全な水道水の提供に努めています。当社では安心して水道水をご使用いただけるよう独自の運転基準を設けて浄水処理にあたるなどして水と衛生の利用可能性と持続可能な管理に貢献しています。
  • 独自の運転管理基準の設定
  • 非定常時の対応基準の設定
  • 浄水場運転要領の作成・共有

ホタルを介した地域コミュニティの構築(6.b)
下水処理水を利用したビオトープに人工的に飼育したホタル幼虫を放流し近隣住民等との交流を深める鑑賞会等を開催しています。これは水と衛生の管理向上における地域コミュニティの構築に貢献し、迷惑施設と捉えられがちな下水処理場のイメージアップにつながっています。
  • ホタル幼虫の人工飼育
  • 下水処理水を利用したビオトープでのホタル幼虫放流式、飛翔鑑賞会等の開催

エネルギーをみんなにそしてクリーンに

すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

ガス発電・太陽光発電等の再生可能エネルギーの適切運用(7.2)
下水処理の過程で発生する消化ガスを利用した発電や太陽光を利用した発電は、再生可能エネルギーの割合を拡大させることに貢献し、世界エネルギー効率の改善に寄与するものです。当社はこれら関連施設の適切な運転管理を担っています。
  • 安定した消化ガス発生に資する水処理・汚泥処理施設の運転管理
  • 発電機の安定稼働に資する日常的保守管理

住み続けられるまちづくりを

包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

災害時における下水処理施設管理体制の確保(11.b)
下水道施設、雨水排水施設の適切な運転管理・機能維持は、水関連災害(豪雨災害等)による被災者の削減に寄与しています。施設機能を最大限に発揮する運転管理の提供は「住み続けられるまちづくりを」というゴールに貢献しています。
  • 各種災害を想定した緊急配備体制の構築
  • 重大災害発生時の人員支援体制の整備
  • 同業他社等との災害支援協定締結

つくる責任 つかう責任

持続可能な生産消費形態を確保する

食品残渣の有効利用(12.3)
オリーブ栽培とミニトマト栽培で発生した残渣を肥料として再利用することで食品ロスを減少させることに貢献しています。
  • オリーブ剪定後の粉砕・堆肥化
  • 台風等倒木被害後の有効利用(箸、皿等へ加工・販売)
  • オリーブオイル搾油後の搾りかすを肥料として有効利用
  • オリーブ葉をパウダー化にする事で新商品開発
  • 規格外の成果物を加工・販売

廃棄物を適正に管理し発生を抑制(12.5)
当社は、上下水道施設の維持管理業務、アグリ業務を通じて発生する廃棄物の適切な保管・処分を行うとともに、再利用品等の採用によって廃棄物発生抑制に努めています。また、管理施設周辺の清掃活動等によって環境美化に貢献し、つかう者としての責任を果たします。
  • 廃棄物管理のルールを規程化
  • 定期的な管理施設周辺の清掃活動
  • ラブアースクリーンアップへの参加

海の豊かさを守ろう

持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

下水の適正な処理の推進(14.1)
下水処理場は海や川などの公共用水域へ処理水を放流しています。これは海洋ごみの削減や富栄養化等の防止にも寄与するものであり、当社は法的水質基準、社内的水質基準を順守することで「海の豊かさを守ろう」というゴールに貢献しています。
  • 独自の運転管理基準の設定
  • 非定常時の対応基準の設定
  • 下水処理場運転要領の作成・共有

水産資源に配慮した季別運転の推進(14.2)
季別運転とは、水産物の成長に必要な栄養塩を水産物の養殖時期にあえて増加させた処理水を放流する運転方法です。これは健全で生産的な海洋の実現に貢献するもので、当社は公共用水域の水質は守りつつ、水産資源にも配慮した運転管理を行っています。
  • 水産養殖事業者の要請に応じて季別運転の実施
  • 下水道資源勉強会への参加

福岡市グリーンボンドへの投資によるSDGsの推進

当社では脱炭素社会の実現に向け、福岡市が取り組む「福岡市グリーンボンド」への投資を決定しました。
グリーンボンドは環境負荷軽減事業に限定された債券で、その調達資金は福岡市のグリーンボンド対象プログラムである
再生可能エネルギーや気候変動への適応等の事業に充当されます。

当社のSDGsへの取組みのひとつとして、「福岡市グリーンボンド」をとおして環境及び社会の課題解決に向け、
持続可能な社会の実現に貢献できるよう取り組んで参ります。

グリーンボンドについて